ブログパーツ
LINKS
カテゴリ
以前の記事
2019年 09月 2017年 06月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 01月 2016年 08月 2015年 10月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 01月 2013年 09月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2012年 10月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 05月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 07月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
寒い、寒すぎる。晩秋の日光は一部路面も凍結してるほどで、朝の気温は0度付近か?
ISDE、AA-GPと続いてトップライダーが参戦しずらい日程であるのと、やはり12月の日光というのは行き帰りが心配なのとで、エントリーは大分少なめであった。 それでも、今年絶好調の近藤有介選手、ヒロレーシング渡辺代表、イタリアン吉田選手、イシゲ選手、助P選手、ちばてつ選手、須藤選手、内山泰臣選手などAAライダーとAの固定ゼッケン組が集まりレベルの高いレースになった。 スタートしてすぐ、林道は良かったのだが本コースに入ると湿った黒土に細かいレールが沢山ある路面で、どうにもこうにもフロントが落ち着かない。硬質路面用のワイドタイヤでブロックも面でグリップするタイプであるのが災いして、レールに取られてしかも中で滑る感じで怖いのだ。こういう土質にはブロックが刺さるタイプの軟質系が良かったようだ。 他は、林間の深い轍セレクションがレースの肝かと思っていたのだが、今回はどっぷりはまるほどのところはなく、その変わりに新設された尾根からの下りキャンバーにやられた。 こういうところは、失敗しても立て直す余裕があるように、なるべくキャンバーの上の方からいくといいのだとか思いつつ、みんなより上からとっかかったら、見事下まで滑落して、以降ここが鬼門となり毎周一番下を山側の足をつきながらノソノソおりることになった。最初から苦手意識をもってしまったのが失敗だ。 うまく走れない場所もところどころあるが、知り合いとバトルをしながら順調に周回を重ねていた4周目あたりに、後ろから抜いていったCR85が、直線の大きめの石を踏んで跳ねた勢いで左側の立ち木に激突、そのままコース幅いっぱいにバイクと人が転がっていった。直後を走っていたこっちも4速に入る程のスピードが出ていて止まりきれずに、コース右の人を惹くのは夢みが悪いので、コース左を横転していくバイクの方に突っ込んだら、バイクとバイクが複雑に絡んで取れなくなってしまった。集まってきた観客やスタッフにより、バイクとCRのライダーを端に寄せてもらい、バイクを眺めたところ、フレームとエンジンの間にCRのハンドルが刺さっており抜けないようだ。大人3人掛かりでバイクを逆さまにしたりして、なんとか外したが大分ロスしてモチベーションも下がり気味。まだ2時間近く残していたので、練習のつもりで再度走り始めた。 抜いていくトップライダーをつぶさに観察すると、自分より曲がりはじめるのが相当早い。自分の目指すスタイルとしてワイドなラインで加減速を減らして、スライドではなくバンク角で曲がりたいと常々思っているのだが、同じ外側を走るのにも、トップライダーはかなり手前からバンクさせてきて、外側のレールや壁に当たるころに最大バンク角になっており、脱出も高いコーナーリングスピードからするすると加速してとてもスムーズ。対して自分は外の壁までまっすぐいって、壁の手前で急にバンクさせて曲がっている。外までいっても急にバンクさせるためにかなり減速しており、結果コーナーリングスピードが落ちており、スピードがないために曲がりすぎてインに切れ込みバランスをくずしがち。落としすぎたスピードを挽回するために、立ち上がりもワイドに開ける必要があり、それもまたリヤタイヤのスリップを生んだりと。ちょっとわかりづらいかと思うが、あるコーナーを抜けるラインがあるとする。それを10のブロックに分けたとして、トップライダーは0からなぞっているが、自分は2とか3当りからなぞっている。でも進入は同じく0であるから、いきなり2とか3にするためにスピードを落とさないと行けない。つまり緩いコーナーを鋭角にしてるのだ。そんなわけで、かなり手前から減速して早めにスムーズにバンクさせていくのを心掛けながら走ってみた。 まあ、一朝一夕にはいかないので、今後の課題ということで(笑 他にトラブルは、転倒の衝撃でバークバスターが下がって、クラッチレバーと緩衝してしまい、直線の後などはがっちりはまってクラッチが切りづらいことだった。バークバスターは地面に平行、レバーは若干下げぐらいにセットしてるので、普段緩衝することがなく、レバーをカットしていないのだ。 今回、レース前にきっちり増締めしたのが災いし、停車してガンガン叩いてみたが、バークバスターの位置は動かず、以後クラッチの操作では、たびたび怖い思いをした。クラッチに指を掛けていれば問題ないのだが、直線でクラッチから指を離し4本指でグリップを握り、加速とギャップに耐えた後、減速でクラッチを切ろうとすると、レーバエンドの玉がバークバスターにきっちり挟まっていて、すぐに切れないのだ。 これは、もう少しレバーホルダーを内側に追い込んで、バークバスターが動いても干渉しないようにセットすればよいであろう。 それから、リヤサスのセットが緩すぎるようで、ここは飛び降りのジャンプが多いのだが、思いっきりそこ付きしてアンダーガードをすってる所が何カ所かあった。もう少し締めこんでリヤを固くしたい。 良かったところは、トップから5周遅れで走行距離が短いとしても、3時間体力的な不安がなく走り切れたことであろう。気温が低くて体力の消耗が抑えられたのも要因であろうが、EDジョグがなぜか不調でほとんど給水できない状態だったが、手足がつることもなく、楽しく走れた。 その体力的な余裕にも関連するのだが、細かい直線など開けるところを最後まであけることができたことも良かった。 気合いが入って気持ちが前に向いてる時は良いが、転倒後など気が抜けていると、コーナーだけでなくつい直線などもダラダラと走りがち。 思うのだが、速い人とそうでない人の一番の違いは、直線でちゃんと開けられているかではないかと思うのだ。 しかも、開けるだけの直線であればトップライダーとの差は、そんなにあるわけではないのだから、流して走る時も加速するところはしっかり加速して速度を乗せていきたいと思っている。 それから、毎度のことながらミスを恐れるあまり慎重になりすぎるので(ださなくていい足を出すとか)、転けてもバイクを起こしてまた走ればいいぐらいのつもりで、どんどんチャレンジしていく方向にもっていきたい。 結局、レースの方はとりたてて乗れてるところもなく、レベルの近い人とのバトルを制することもなく終わってしまったのだが、最後まで走り切った人が少なかったようで、順位はほどほどであった。 上位の着順は1位助P選手、2位イタリアン選手、3位ユースケ選手であった。 上位陣が有名選手ばかりの中、一人うちのチームのYさんが1桁に名を連ねたのは、特筆ものである。 そして今回のレースについてだが、何も毎回賞金をつけなくてもいいと思うのだ。 3時間クラスには37名のエントリーがあったわけだが、賞金を目指しているのはその中の10名弱で、あとはこのコースで行われるレースの面白さを期待してエントリーしているのだろう。第1回のオープニング、それに今回はさる軍団15周年記念であるから、まあ賞金付きでもいいのだろうが、なにも初級クラスまで賞金はいらないと思う。どうしても初級というのは自己申告なので、線引があやふやだし観てる方もほほえましくはない。あいつ全然初級じゃねーよとか声が上がらないかヒヤヒヤだ。 上級の方は、まあ実力通りだから問題ないが、それでも高額な賞金がレース運営を圧迫しないかみんな心配していると思う。 有名選手を走らせるのであれば、5万円とか10万円払って1〜2人招待したどうなのかと思う。 大抽選会も明らかに出入り業者からの供出品で、下請けの悲哀をつい考えしまう。もらって嬉しいのは確かだが、どちらかというと第1回のようにレース後にライダー同士の親交を深められるBBQと入浴がついている方がいいのでは? また、エントラントとしては、賞金とか商品なんてなくてもレースが厳しく走りがいがあって運営がスムーズで楽しめればいいわけで、それを関東屈指のマウンテンコースになりそうなモンキーランドには期待してるのだから、そっちの方向に進んで長く無理なく続けてほしいと思う。今回のコースは、第1回に比べてイージー過ぎた。特に後半の林道は単調だったが、途中から左に折れて第1回で使ったウッズの幅広い下って登るルートも使えたはずである。そうすればもう少し走り応えのあるコースになったと思われるので、もうひと工夫がんばってほしい。
by gonshicrf
| 2006-12-04 14:50
| バイク
|
ファン申請 |
||