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今週は、2日にわたってみっちりと整備をおこなった。この1年乗る方を優先して、整備がおろそかになっていたので、宿題は山積みである。
まず、一度も外したことのないFCRキャブレターの分解清掃であるが、取り外しだけで嫌になった。リヤフレームを外し、リヤクッションユニットを外し、外装とタンクを外す。ここまでは、どうせ他の整備にも必要なルーティーンの作業なので良いのだが、キャブからホットスターターが外せない。これが外れないとキャブ本体が、フレームから引き抜けないので、狭いスペースにスパナを差し込み、1回に30度程度づつ根気良く緩めるしかない。しかも、回す所は樹脂製で弱いために、最新の注意が必要だ。本来指でまわすものであろうが、場所が狭くて手は入らないのだ。 これをやっとの思いではずしたがCRFは、スロットルポジションセンサーを装備しており、その配線があり、その配線がACGからの線と束ねてあったりでこれまた面倒だ。かれこれ、1時間ほどかかってやっと外すことができた。 作業に慣れていないということも多分にあるが、だっ着にこれだけの手間がかかるとなると、めったなことでは触りたくなくなってしまう。 続いて、ピストンの交換である。2stのときは、最低でも半年に1回はシリンダーを開けていたが、13カ月乗りっぱなしだ。それでも、とりたてて不具合を起こさないところが、最近の4stモトクロッサーのすごいところか? ここでもまただっ着に苦労した。長いスタッドボルトのせいで、ヘッドをツインチューブフレームの間を真上に通すしかないのだが、これがまた、ラジエターホースにエグゾーストマニホールドのボルトが干渉したり、ラジエター液流路口とステアリングピボットアンダーパイプ裏に増設してあるレギュレートレクチュファイヤーがあたったりで、まるで知恵の環状態で抜けないのだ。 結局、ラジエターやレギュなど当たるものは皆外して取り外したが、これまた頻繁にはやりたい作業ではないな~。 取り外したシリンダー、ヘッドとカーボンを落として点検するが良くわからん(笑 ひとつ驚いたのがピストンである。2stにあるような小端ベアリングがないのだ。普通に4stなら必要ないものなのか、それとも極力ガタを減らすための処置なのかわからないが、ちょっとカルチャーショックを受けた。それと、ヘッドガスケットが2枚重ねなのも2stにはない仕様だ。 組む方は問題なく、スムーズに組めたが、午後からは冷たい北風が吹き、耐えがたくなったので、本日の車体の整備はここまでとした。 室内での作業に移ったが、本日は嫁が不在なので、万力やらサンダーやらドリルやら持ち込んでやりたい放題である。 まず、ずっと試してみたかった段付シートの制作だ。硬質スポンジを適当な形にカット。ノーマルシートにボンドG17で接着して80番程度の荒い紙ヤスリで形を整える。シート皮を張って完成である。もともと段付シートの必要性を感じたのは、昨年のモンスクでのことだ。ヘビーマディでコースカットはされたが、大坂と呼ばれる長いヒルクライムは残された。止まったら最後、絶対に再発進できない角度であるが、ニュルニュルとすべる泥が、モトパンとシートに付着していて、登坂の途中で尻が滑って着座位置が下がっていくのだ。当然、フロントの加重が減って外乱に弱くなり、直進性が落ちたり、人が降り落とされそうになった。そのとき、段付シートが欲しいなんて思ったのだ。他にも、ウッズの深いわだちでやむなく両足バタバタさせたときなども、着座位置が下がりすぎて、いったん前に坐り直すために動きを止め、それがスムーズさ欠く原因になる。そんなこんなで、このようなシートを作成したのだが、その効果のほどはいかに? 続いてノーフィアのメットのバイザーの高さを調節する部分が割れてしまったので、そいつを補修した。バイザーにステー取り付け用のネジ穴をドリルで空けて、多穴金具をメットの形に合うように曲げて装着した。今までこんなところが壊れたことはないので、やはりメットに関しては後発メーカーとなるノーフィアの強度に対するノウハウの蓄積がたらないのかも知れない。 夜なべ作業はまだまだ続き、この後にインナーガードの繕いとシェラウドのステッカー貼りを行った。 明けて翌日。 朝から北風が吹いて寒かったが、面倒なエンジンまわりは終わってるので、午後の早い時間には全ての整備が終わるであろう。 最初は、リンクのグリスアップである。先週の練習会が結構な水たまりで浸水を心配していたが、まったくそのような跡はなく良好であった。ああいうコンディションで走るとCRのときは、ショックユニットの付け根のベアリングがほぼ100%の確立で死亡していたものだが、最近のは良い対策がされている。 スイングアームのステッカーもキットのものに張り替えて、スイングアームとリンクは終了。 続いて、前後スプロケット、チェーンの交換である。特に問題もなくちゃっちゃと終了。 チェーンはシールチェーンを使用した。 外装をつける前に、ラジエターガードの修正だ。1年間しっかりラジエターを守ってくれたかわりに、度重なる変形と修正を繰り返したので、うねうねと波打つようになっている。万力ではさんだり、ハンマーで叩いたり、ブロック塀の角に当てて体重を乗せて曲げたりで、なんとか許容範囲に。 ついでに、ラジエター後部のフレームへの取り付け穴が、購入当初から微妙に合わなかった(06用といいつつ、ラジエター位置が5mm高かった04〜05と共通だったせい)ので、ドリルで穴を大きくして取り付けを用意にした。 これでぴったり合うはずだったのだが、やはり手曲げ修正ではゆがみが取りきれず、結局装着は力技に(笑 これで、懸案の部分はほぼ修理ができたので、以前にW/Wで購入してあったNスタイルのステッカーキットに貼り直したシェラウドと段付きになったシートを装着して完成だ。 レースシーズンインを前にして、リフレッシュしたCRFでみっちりと練習をしたい。 外したコネクターの配線が間違うとワヤなので、まだエンジンはかけていないが、オイルをまわすために空キックすると、明らかに圧縮が戻っている感じがある。 パワーが不足だの伸びないだのわめいていたが、はてさて次の走行が楽しみである。
by gonshicrf
| 2007-01-15 12:38
| バイク
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