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今日は一日雨で、予定してたライディングも中止。時間が空いたので、冬場の整備で後回しにしたままだったリヤサスのオイル交換をおこなった。 しかし、問題はリヤサスの取り外しだ。リヤフレームを取ってしまうのが楽なのだが、リヤフレームを外してしまうと、いざ組み付けるときにコネクティングチューブとインジェクションボディとの接続が、なかなかすんなりいかず非常に苦労するので、出来ればリヤフレームはつけたままでリヤサスを引き抜きたい。試しにリヤタイヤとリンクとサイレンサーを外した所、ちょっと知恵の輪状態ではあるが、無事車体から引き抜けた。思えば、リヤサスを自分で分解するのは、4年ぶりぐらいでなかろうか?最近はショップに頼むのが当たり前になっていて、自分でバラしてないのだが、もしショップに頼むと1週間はかかるので、その間リヤサスがないバイクの保管に困るのと、来週のY2に間に合わないかもしれない。などと考えて今回は自分でやることにしたのだ。 ガス室を外した所、案の定オイルはビール状態だった。ほぼ気体の泡状のオイルがクッションユニットの上部に溜まっているのだから、圧側の調整ユニットをいくらいじっても変化ないはずである。 しかし、この後、どうしてもダンパーシャフトを抜くことができない。何かにつっかえている感じだ。リヤサスはユーザーレベルでは分解不可なので、内部構造が整備マニュアルに出ておらず、何が引っかかってるか見当もつかない。あまり無理して壊すと高くつくので、近所のプレシャスファクトリーに持ち込んで外してもらった。方法はシャフト側を万力で固定して、ユニットアウターをハンマーで抜く方向に引っ叩くであった。なんだ、強引で良かったのか(^-^) 何でも、ダンパーのオーリングの辺りが怪しいとのこと。ここの、小さなバリが引っかかってるようだから、組む前に軽くペーパーを当てて修正するのが良いとのこと。 早速、教わった通りにサンドペーパーで角を修正し組み直した。後は窒素を充填するだけとなり、再びプレシャスへ持ち込む。 しかし、バルブ付近の形状が以前と変わって深い位置についており、今までの(よくあるコンプレッサー用の空気入れ)工具では工具がバルブに届かず充填できないことが判明! 他店でいれてもらうことも考えたが、自分で分解したらダメですよと注意されるのが関の山。家の空気入れはバルブの真上から口が刺さるタイプで空気が入れられたので、空気を充填して終了とした。 窒素を充填するのは、熱による体積の変化が少ないこと、分子が酸素より大きいのでガス室のラバーを透過しづらいことが理由だったと思う。サスがたれるより乗り手がたれる方が先だし、窒素でもいずれビールになるし、空気の8割は窒素だというし、問題ないことにしておこう。
by gonshicrf
| 2012-06-09 19:21
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